人狼物語−薔薇の下国

332 【絶望村】貴方と私が乗れない方舟


軍事顧問 クロイツ

[叫びをあげるベルガマスコの前に立つため、身体を起こす。疲れからか少し重く感じるか。]


お呼びですか閣下。
救助の件はしょせん村の外の話でしょう。この吹雪です。通信網に障害が起きているに違いありません。
村の外からの救助は天候に左右されますが、村内となれば話は別。と小官は思うところであります。ただ外の雪害の被害は多大なものなのかも知れません。それについては小官の見込みが足りていなかったのを認めざるは得ないでしょう。


[報告とは裏腹に、事態はもっと悪いだろうと感じていた。練兵場に待機している部隊が動けば、いくらなんでも今朝には誰かはここへ来るであろうハズである。]


救援が来るまで、一週間弱か。


[ベルガマスコに罵倒されながらも、そう小さくつぶやく。]

(69) 2015/05/05(Tue) 18:53:34

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