― 洋館へと向かう道中 ―
…あれ?ローゼンハイム!
ねえねえ、エーヴァルトを知らない?どこにもいないみたいなんだけど…そっか、君も見ていないんだね。
あとあと、今日は宿でルートヴィヒがワインを振る舞ってくれるんだ。君も一緒に来てよ!それに、なんだか人狼が出たって騒ぎにもなってるし…。
…そっかそっか、薔薇が今夜咲くんだね。それは気になるだろうけど…気が向いたら宿に来てね!
あ、そうそう、君に「園芸用のスコップ」をお土産に買ってきたよ。装飾が結構綺麗でしょ?君の育てた薔薇をいつも楽しみにしてるからね!
うん、じゃあまたね!よかったら宿に来てね!
[…は道中でローゼンハイムに出会ったが、どうやら今晩に咲くだろう薔薇のことが気になるらしい。何度か宿に来るよう声をかけ、土産を渡した…はローゼンハイムと別れる。
その時、突然遠くが光り輝くのを目撃する。>>63]
うわあ!
…あれは、何の光なんだろう…?
うううう、気になるけど、カサンドラの家へ行かなくちゃ!
[不思議な光に心奪われたが、今はその時ではないと、名残惜しそうに光から目を逸らしカサンドラの家へ急いだ。]