― 『神魔の領域』・湖畔 ― ……おや。[外周の森で揺らいだ風の気配>>28に、僅かに目を細める] 元気がいいねぇ。[く、と零れる声音は笑み含むもの] まぁ、過ぎるおいたをしたわけでなし、かまやせんけど。 にしても、風の扱いが上手くなったもんだねぇ。[呟きと共に思い返すのは、若い眷属を拾った時の事。どうやってか、森の結界をすり抜けてきた子狐姿の半妖精。煙草の原料になる香草を採りに出向いた時に見つけたそれに対して、神魔が最初にやった事と言えば]