…少なくとも。[ 立ち去る間際、 画家は足を止めて一言だけ呟いた。 ] ボクはきみが傍観者で居てくれるのは嬉しいよ。 ……明確に敵側に回らないだけね?[ それ以上はきっと、 引き留められても留まることはなく 粛々とした足取りで庭園を去っただろう。* ]