― 朝・宿屋>>58>>59エレオノーレ ―
[反応があった。>>58
どうやら完全に覚えていているわけではないにせよ、
全くわからないというわけでもなさそうだ。
そのことにほっと息を吐きつつ]
ああ、俺だ。
[扉越しで見えないだろうが、こく、と小さく頷いてみせた。
扉を開くと、きゅーきゅーと鳴きながら彼女の周りを
飛んで回る相方(ぬいぐるみ)にエルフが目を丸くする]
(…ん。なんだか昨日とは印象が違うな)
[どこか訛りのある口調もそうだが、表情が豊かになったというか、
仕草がどことなくあどけないものになった気がする]