[指示されたのは、天よりも高い―空。太陽の恵みがさんさんと降り注ぐ。そこにおわしますは、ただ唯一―…] …えっまさか、[けれども嘘をついているようには見えず、再び困惑する。と、近づいた分だけ離れたが顔が近づく。どうしたのだろうかと動向を見守っていると、鼻をひくひくさせていた。小動物を思わせる動きに呆気にとられる。]