人狼物語−薔薇の下国

541 グラムワーグ・サーガ 5 〜呪歌、今まさに絶えんとする時


魔法学園生 リヒャルト

[状況への苛立ちにより目の前から逸れていた意識。
それを引き戻したのは、鋭く風を切る音。>>67]

 んなっ……!

[ここまで飛んでくる矢があるとは正直、思ってもみなかった。
矢避けの結界を張るには向こうが速い。
なれば、青年に取れるの全力を持って射線上から飛びのく事。

それでも完全には間に合わず、矢は左の腕を掠めて過ぎる。

暗い空に、微かに紅が散った]

(69) 2020/11/13(Fri) 23:31:58

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