人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル海軍少尉 シュテルン

[新しい場所での生活は、穏やかで優しかった。

時々ふと、どこかがからっぽになるような心地を感じる事もあったけれど。
それは、いつかの約束で埋めて。

そうやって、ここで生きて行くんだ、と。

思っていたはずなのに──全て、突然閃いたあかい色に飲まれてしまった。

自分が生き残ったのは、本当に偶然の作用。

それでも、あの時、気づいてくれた人がいなかったら、多分、きっと]

(69) 2015/11/02(Mon) 09:06:02

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