んじゃ、あんまりのんびりしてると師匠に怒られちまうから、俺、行くね。……縁があったら、またいつか![他意なくそう紡いだ後、翼を返してその場を離れる。この時には、先の事など何もわかっていなかったから。竜と絆結ぶ者と、またあえればいい、と。思っていたのは、それだけ──だった]