[その最初の出会いで、彼の血を舐めたのが始まりといえば始まり。ベルンシュタインの呪については聞いていた。だからこそ、誘惑に抗えなかった。飲んだらいったいどうなるのか。その誘惑にはまだ堕ちていない。今は、まだ。]