今日はどの本にしようかな…[本棚から本を手に取りながら、まだ読んでいない1冊を今日は自分で選んだ。必ず2冊は借りていくリーザに、司書は今日入荷した新刊から1冊をリーザに選んだだろうか?]うん、今日はこれにする![本を抱え、クララにありがとうと頭を下げると扉を開ける。外に出るリーザに司書が何か言葉をかけたならば、笑顔でうなずき、大きく手を振りながら雪の降る外へと出ていっただろう。]