人狼物語−薔薇の下国

477 【R18完RP村】暁天はかく語りき、


【3】rāst-dorūsh ソマリ

[落ちた声の訊きたい事は何なのか。
弱く溢れた言葉が、ふ、と過去の情景を思わせるものだから、変わってないなどとも思うのだ。

上げられた顔を見れば、水の細条の跡が見えた。
そこを、また新たな雫が滑り落ちていった。

落とした問いに、漸く彼は目線を上げた。>>58
その表情が、笑顔というべきか、歪められると、またも頬を濡らす雫が溢れてゆく。]

  ……、 そう、か、

[憧れていたとは知らなかった、と思いながら。>>59
(大好きだったなんて、当然知らず。)
困ったように笑顔を表情に乗せると、泣き噦るその頭を柔く撫でた。]

(68) 2017/05/04(Thu) 08:29:13 (Penia)

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