― 都市中心部 ―
[手元に舞い戻った『運命の輪』のカードを、ぱし、と受け取って]
感謝してるってことよ。
[力を得たことだけでなく、様々な変化がカードにより齎されたことに。
楽し気な『紡ぎ手』>>65に笑みを返し、霞色に戻った翼で舞い上がるのを見上げた]
ふん、今まで通り好き勝手させてもらうわ。
[静かに告げる『紡ぎ手』>>67に、口の端持ち上げて答える]
見失うんじゃないわよ?
あたしたちには、どこまでだって飛べる翼があるんだからね。
[その言葉を最後に、『紡ぎ手』の姿は掻き消え。
蟷螂は独り、とりかごを見上げる]