人狼物語−薔薇の下国

525 ルー・ガルー戦記 11 〜カーマルグ半島帰属戦〜


トルーンの民 カレル

― 平原南 ―

[ゼファーの実情を詳しくは知らなかったが、反乱が起きるほどであるから恩恵が行き渡っていないのだろうというのは推測出来ていた。
だから、国に豊かさを齎そうとする言葉>>63は理解には及ぶ]


 ッ、


[踏み込みと共に横なぎに振るわれた剣を、狙われた剣で受け止めた。
異なる金属がぶつかり合う音が響き渡り、互いの剣で相手の剣を押さえるような様相になる。
ガチガチと力が籠もるが故の、金属が細かくぶつかる音が耳元で響いた。
それほどまでに互いの身体が近付いている。
カレルは右手に握る剣の柄に左手も添えて押し切られぬよう耐えていた]

(68) 2019/11/09(Sat) 21:39:01

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