人狼物語−薔薇の下国

420 グロリアス・マギカ・グラマーティオ-スブ・ロサIII


優等生 エレオノーレ

[掛ける言葉を見つけられないまま、その横をすり抜けて足音を殺して階段へ]

(ね、ねぇリエーフ、あれ生きてるのかしら、死んでるのかしら?)

『生きてるだろうどう考えても』

(でもピクリとも動かないわ……。彫像みたい)

『筋肉は極限まで鍛えると彫像にでもなるのかもしれぬな』

[魔ッスルをこわごわ振り返ってチラ見するエレオノーレに対して、リエーフは少々投げやりだ。
君は人狼だろう、筋肉如きに怯んでどうするのだ、と言いたげな眼差しを受けて、少しばかり目が泳いだ。

何故、リエーフはアレを見て平静でいられるというの……!?]

(68) 2016/04/08(Fri) 17:16:11

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