― ベルサリス修道院跡 ―
[その後、橋を渡り西へと進路を取ってベルサリス修道院跡へ。
友軍と合流すると、意気の上がった兵達に出迎えられる。
少々面食らったが、彼らが自分の帰還に喜んでくれていることを知ると、急激に胸が熱くなった]
皆、よくぞ解放軍の州都進攻を凌いでくれた。
辺境伯嗣子として、亡き父に代わり感謝する。
だが解放軍の進攻はこれに留まらないだろう。
それぞれが気を引き締め、彼らとの戦いに備えて欲しい。
君達の活躍に期待している。
[ここで敵軍を食い止めることが出来たのは、偏に彼らが身を削り一丸となってくれたお陰。
感謝は言葉だけでは尽しきれないが、万感の想いを込めて紡ぐことで彼らに想いを伝えた]