人狼物語−薔薇の下国

176 ねぼすけ狼とうさぎさんの黒い森


よふかし リヒャルト

[自分とルートヴィヒの二択だと、面と向かって名を連ねられれば、きょとりとした後、にんまりと挑発的な笑みを浮かべ楽しげに笑った。
そうだ、それでいい。そう伝える様な満足気な笑みだっただろう。

何を信じるか択ぶ前には、まず、総てを疑わなければ]

 そうだね、今朝、もしほんとにねぼすけおおかみが起きてて、おきたねぼすけおおかみがマレンマだとしたら、間違いなく僕が彼を起こしたおおかみだっていってる事になるね。ルートヴィヒはマレンマをそんな風にかんがえてなかったみたいだしさ。

[結果彼が自分を信じようと、疑おうとそんなことはどうでもよかった。

今迄此方を見る気すらみせなかった彼が、やっと自分も見てくれた気がして、純粋にそれが嬉しかった。

彼にはなんとなく、避けられている気がしていたから。今朝朝食の準備の誘いに乗ってくれたのだって、ファミルが居たからだろう。

ただ避けられるよりは、疑われる方が余程良い]

(68) 2014/04/18(Fri) 01:26:53

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