…バルタザールさん![>>63 苦しみにのたうち回る様に、近づこうとしても近づけず、]バルタザールさんっ!?バルタザールさん――!![やがて骸のように動きを止めた騎士に駆け寄り、大きな体を揺する。もう既に野茨公によって与えられた傷は塞がっていただろうか。]