この戦いのはじまった理由が、どれだけ下らんものだろうと、……俺は俺の仕事を果たさねばならん。だから大丈夫だ。[国許には今も、あの菓子を焼いてくれた母姉がいる。政治に奔走している父兄もいる。だからと士気には、こう応じる]