[>>65、待てと告げるジムゾンには小さく苦笑を返し歩こうとしたその時、オットーが来訪した。
暫しこの状況に困惑を見せ、やがて友人の亡骸に涙を見せたオットー>>62には、溜め息をひとつこぼして、持っていたハンカチでその涙を拭ってやる事にする]
私は至って冷静ですよ、神父様。死者への弔いを忘れていたのは事実ですが。
取り合えず、村が孤立している事と、ゲルトさんの事を他の方にも告げにいきまょう。
[とこの村の常であるシスターとしての言葉を取り戻し、ゲルトの亡骸に十字を切り、そうしてもう一度ゲルトの身体をシーツにくるみ直した。
過去の糾弾を思い出させるせいか、その指はわずかに震えて]