人狼物語−薔薇の下国

201 異端なるモノの舞踏場


翠緑の恒星 シュテラ

─ 回想 ─

[私が協会に所属する様になったのは、両親の影響が大きかった。
引退したとはいえAクラスまでいった母と、Sクラスの父。
成長するにつれ二人の背中を追いたいと願う様になったのは、自然の成り行きだっただろう。

けれど、そうすると決めて進んだ道の上で。
両親の名は誇りであると同時に、重圧でもあることに気付き。

周りから、そして私からも。
いつの間にか見えない壁のようなものが、出来ていた。
厭われている訳ではない、けれど好かれている訳でもない。
人付き合いは今でも上手くないけれど、この頃はもっと下手で。
どうすれば良いかもわからなくて、とにかく仕事で成果を上げれば信頼を得られるかと足掻いていた。

>>22に出逢ったのは、丁度そんな時だった]

(68) 2014/06/01(Sun) 23:48:32

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