人狼物語−薔薇の下国

383 【SF人狼騒動RP村】 Sleeping Silver  Sheep  〜 猫と兎も 勘定に入れません 〜


音楽家 トール

[見境なくもグーグー鳴る自分の音に苦笑しながら、自室の扉を開いて通路へ。
途中、綺麗な毛並みの白い猫 >>11と、妙な口調で器用に敬礼をしているうさぎ >>12とすれ違い、可愛さに思わず口元が綻ぶ。
いつか、存分にモフモフさせてもらいたいものだ。
共にいたベルと呼ばれた女性の乗員>>14に、おはようございますと声をかけながら通り過ぎる。

しばらく歩いたところにあるパン屋に寄り、*ポン・デ・ケージョ**ヴァイツェンブロート*を購入。
一緒に買ったコーヒーを片手に、ふと足を止めたのは、耳触りのよい音が聞こえてきたためだった。
軽快でいて暖かみを感じさせながらも、どこか切ないような気持ちにさせる音。
……これは、バイオリンの音色か。]


……誰が弾いているんでしょうか?


[会いたいという欲求に逆らわず、引き寄せられるように足が音を辿る。音楽は、人を惹きつけるのだ。

この演奏が終わったならば、誰であれ、話しかけてみよう。
そう思いながら、忘れていた空腹感を満たすように行儀悪くも、歩きながらパンを口に運んだのであった。**]

(68) 2015/10/08(Thu) 13:52:31

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