[>>64 徹の視線に気付き、わざとらしく小首を傾げるが。すぐに真顔になって] ……えーと、加地さん。 そんなに心配しなくても大丈夫じゃないですか。 私たちに世界を救うとか、そんな大それたこと出来ないって、 あの人だってすぐに分かるでしょうから。(そうなったとして、 はい、そうですかと帰らせてくれる保障もないだろうけれど――) あ、でも……やるからには、本気でやるつもりですよ。 [そう口にすると、頭一つ分以上高いところにある少年の瞳をじっと見つめた]