人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


吟遊詩人 ソマリ

 あってほしいな。

[思い出に浸るほど年老いてはいないが、若き日のことについてはいろいろ苦く馳せたりすることもある三十路一歩手前。
 
 あの時から自分は成長しただろうか。
 彼女も成長しただろうか。

 胸中つぶやいても答がかえってくるわけではないが。
 今も考えていることは、彼女の身を案じることよりも――]

(68) 2014/03/27(Thu) 12:31:08

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