人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


騎士 ヤコブ

― まどろみの中 ―

[遠い遠い意識の中、親友の声>>1が聞こえる。
きらきらと輝くものが、白い視界に散らばって消えた。>>13

深く、深く、墜ちていく意識。
親友が呼ぶ名が微かに聞こえ>>16
やがて真綿で塞がれたように何も聞こえなくなる。

昏い場所へ落ちていく感覚は、前にも味わった。
あの時は凍えるほどに寒かったのに、今はなぜか温かい。
全てをやり遂げて、満足したからだろうか。
それとも、自分も鍵と一つになったからだろうか。

そんな思考も、やがて闇へと溶けていき―――]

(67) 2014/04/11(Fri) 23:28:40 (nekomichi)

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