人狼物語−薔薇の下国

525 ルー・ガルー戦記 11 〜カーマルグ半島帰属戦〜


王国軍参謀 ギィ

>>54
[ ゼファー軍が移動するのを看過する王国軍ではなかったが、ある程度以上は前方を塞ぐことなく、後方や側面からの射撃や一撃離脱を繰り返す。
さすがに、一定以上の兵が集まってしまえば、ゲリラ戦法は深くまでは届かない。
それでも、うるさくつきまとうのは止めなかった。

ときに、周囲でカーマルグの民謡が合唱されることもあった。
義勇兵の声に、王国兵も声を合わせる。
ここはおれたちの故郷だと、歌声にこめて。

ゼファー軍が工作をしているのを偵察すれば、平地に溝を堀って車輪での移動を妨げ、あるいは薪を積んで火の壁を作る準備をする。

ベリアンからの指示を受けた兵らは先に野営地へと戻り、船から降りた軽装歩兵も加わって、野営地周辺の兵の密度は増した。>>66*]

(67) 2019/11/11(Mon) 20:04:58

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