― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―いよ、っと![軽快な掛け声とともに、突き一閃。前に撃退した時の感覚は残っているから、どこをどう突けばいいのかはわかっている。金色の爪は海老の腹部の柔らかい所を貫き、その動きを止めた。動かなくなった海老は蹴りで引き抜き、そのままくるりと方向を変えて]