──── メイン・サロン付近 ────
[ 私が目覚めたのは既に全てが終わった後。
その場にオズワルド様の姿はなかったし、>>18
クレメンス様はうとうととし始めていた頃だったか。>>29
白にも似た金色の髪をもつ男性はきっともういなかったと思う。>>24
緑色の髪をした男性の視線に気づく事もなく>>37
目覚めた直後はカサンドラ様と見知らぬ男性がいることにも気づけず。>>64,>>25
遠くで声が聞こえる前の話。>>32 ]
ぁ………も、申し訳ありません…!
私、眠って………………
申し訳ありません……っ
[ まだ少しクラクラする。
だから正座をするにも動きにキレがなくて
主人へ注がれる視線は弱々しかっただろう。
倒れた経験は初めてだったため
自分が眠ってしまったのだと思い込む。
────血の臭いがする。
正座をすると同時にツンとした臭いが漂っている事に気づいた。
一瞬、私の視線が周りに落ちる。
それに気づいたのか、ご主人はオズワルド様の事を教えてくれた。>>55 ]