[ここも違ったのだろうか、肩を落としまた別の場所へ探しに行こうかと思ったその時]![確かに聞こえた。風に溶けるような儚い声、乾いた音>>64逸る気持ちを抑えゆっくりそちらへ向かい]……やっとやっと、見つけた。[漸くフレデリカを見つけ、彼女の元へ歩み寄る最中力が抜けた身体は地面に座り込んでしまう]