[浮揚感は、なにか小さくて軽くて柔らかいものにぶつかって終わった。目を瞬いて頭を振って、下を見ればしどけなく倒れてるのがいる。大嫌いな雪の気配がして、でも今はそこまで冷たくはないもの。] だいじょうぶ?だいじょうぶ?[自分を投げた金ぴかな少女と一緒になって、舐めまわしてみる。]