…え?[続く問い掛けにはきょとんとして、じっと彼女の顔を見つめた。まさか昨日、城下でクリフと兄弟と思われていたとは知らず。]うーーん、これだけの美人さんなら、会ったら覚えてる気がするけどなぁ。[女の記憶に引っ掛かる事はなかった。内心に留める事は苦手な性分故に、ぽろりと零すのは素直な賛辞。]