[何かに気づいた様子のナネッテに、うん。と、相槌を打つように首を揺らす。>>64]
なら、簡単だ。
今まさに出会いを見つけるところでしょ?
[合コンなんだし。と、右の掌をぐるりと小さく回してこの場を指し示した。
彼が望む相手は見つかったのだろうか。想像すれば少し愉しげに肩が揺れる。
紅茶のカップを手に、ナネッテの元へと向かえば、説明する彼の手元を覗き込む。
時折、彼の様子に目を向けて、タブレットを渡されたなら、カップを脇の机に置いて、それを受け取った。]
カッコの中身?うーん……
ローゼンハイムで読める……?
[口振りはまだ、その謎があまりできていない様子。
裏を返せば興味がまだ薄いのか。
タブレットを眺め、しばし見つめている。*]