…わふふわ、わふわふ。わふわおーん。
(…与作は、木を切る。へいへいほー。)
わふわふふわふ、ぐるるるる…わふぅわふ。
(ヘイヘイホーって、どんな…掛け声ですかね。)
わふ…わふわふわぉおんわふぅ。
(もう…わふわふしか言ってませんよ。)
[経典をぺらりと捲りながら、ありがたいお言葉を読み上げていく。どうせ、わふわふとしか伝わらないんだ。何を喋っても一緒だろう。
何か言いたげな信者達に、笑わぬ笑顔で何も言わせぬプレッシャーを与え続けたまま。
"朝のミサ"はいつも通り終了し、信者達は無言のまま礼拝堂を後にした。
さて、朝のミサに誰か混ざっていたのか。それとも誰か尋ねてくるのか分からないが。時間があるなら食べそびれた朝食でも採りながら今後の事を考えようか、と*]