[併走するように視線を流せば、相手の包帯の上に行き着いた>>49] ふふ…。魔術ならぁこっちの得意分野よぅ。 次はワタクシも働いてあげるから、 簡単には――…やらせないわぁ?[零れた本音には、笑みを刷いた強気を被せた。其の為に、そも自分は此処に居るのだ。不真面目だサボり魔だと言われながらも、生真面目な騎士団員の連中に混じって日々を重ねた理由。]