人狼物語−薔薇の下国

541 グラムワーグ・サーガ 5 〜呪歌、今まさに絶えんとする時


帝国将軍 レオンハルト

[皇帝の行進インペリアル・マーチを続けるファミルの後背を護るかの如く、城壁の一角へと進軍した男は光を手繰る青年>>56の姿を見つける]

あれだな。

[波打つ剣を逆手に持ち、サーコートの下、背に負った短弓を左手で引き抜くと、剣を持ったまま右手で矢を番え、光に狙いを定めた。
ぎり、と特別製の短弓が軋む]

距離はそこそこ……ってとこか!

[言い切りと同時、手から離れた矢が風切り音と共に夜空を翔けた。
通常の短弓よりは飛距離を出せるとは言え、城壁の上となれば届いてギリギリと言ったところか。
それでも放たれた矢は鋭く宙を裂き、光を手繰る青年へと迫る*]

(67) 2020/11/13(Fri) 23:13:45

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