人狼物語−薔薇の下国

469 グラムワーグ・サーガ3 〜反撃の嚆矢〜


亡国の将軍 ヨセフ

─ 少し前/セミヨン川南岸 ─

[陣へ戻ろうと声をかけた折、こちらへと馬首を返したロー・シェンに呼びかけられる>>42]

なんだ?

[それに応じれば、先に願い出た先陣の話に加え、民の想いを代弁するかのような言葉を向けられた]

あぁ、分かっている。
…王たる素質の無い私ではあるが、民達の支えにはなれると言うのは理解している心算だ。

[以前王である兄に、お前は王には向かぬ、と呆れられたことがある。
兄に跡継ぎが生まれるまでは心配されたものだが、騎士としての才能を見出されてからはそのぼやきも無くなった。
男自身、王になることに興味はなく、民や地を護ることが己が使命と考えている]

(67) 2017/01/28(Sat) 00:56:45

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