人狼物語−薔薇の下国

448 vinculum lapis


黄玉の皇龍 オズワルド

お前は……とんでもなく自由だな。

[呆れてそう呟く頃には、その自由に、己自身が惹かれていた]

[やがて旅を続けると言った相手を見送った後は、何か大事なものを喪ったかのような空虚を感じ……長の座を継いだ直後に「世界を見るため」と、父親を説得して旅立った理由の半分は、その空虚の意味を知る為でもあった]

何処に、いるやら…

[彼方を見つめる黄褐色にはしかし、確信の色があった。自身の進む道は、必ずその相手と交わると]

(67) 2016/09/15(Thu) 02:12:00

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