ん。…なあに?
[女主人の傍にいた鴉が>>66の前へと誘う。
大広間へと向けた足を寄り道させた。
鮮やかな緋色の髪。
来る筈だった>>66の父親アルバに似ているような気がユーリエにはした。
面影だろうか。気配だろうか。
紅眼を細め、笑みを浮かべた。]
ご機嫌よう。
――…ようこそ、いらっしゃいました。
格式張った挨拶は、無くても大丈夫よ。
ここに来るまでに疲れているなら、どうぞ好きなところで休んで頂戴ね?
[もの柔らかに話しかけ、遣いの鴉と一緒に館の構造を話しただろう。
もし。引き止める声が無ければ今度こそ大広間へと向かった**]