……ヴィンセント。[心が痛む。けれど今はこの痛みが必要だった。きっと押し殺したままでは、出てはいけない時に出てくると、そんな確信があって。だから、ダーフィトの手配した斥候隊が必死に回収してきた遺体を前に、その名前を呼ぶ]願わくば。私達の進む道の先が、君の望んでいた場所にも通じているように。