人狼物語−薔薇の下国

332 【絶望村】貴方と私が乗れない方舟


教会の子 コンスタンツェ

―小部屋―
[そして、返されたリュック>>46に、少し戸惑う。私にはもう要らないものなのだけれど……。]

[次の瞬間、力無く床に崩れ落ちる彼に、一瞬、思考がごちゃついて止まった。部屋を出た軍人さんの声>>51は聞こえていたけれど、頭がその内容を理解することは無い。]

マレンマさん……マレンマさん!?
ねぇ、聞こえてる!? 寝ちゃダメ、死ぬわよ、ねぇ! マレンマさん!

[自分でもおかしなことを言っているなと、分かっている。別にこの人が今ここで死んだって……構わない筈じゃない。
 最初から、いざとなったら殺すつもりだった。その手間が、減るだけでしょう?]

[それでもようやく目を開いた>>63彼を見て、ほっと一息ついた。
 この避難所に残ってる人、全員? そんなの。]

私、初めからそのつもりよ。

[ま、冠詞に、『いざとなったら』がついていたけれど。今までは。]

(66) 2015/05/10(Sun) 13:58:57

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