そうですね。
あなたかオクタヴィアさんか…でしょう。
オズワルドさんには確信があっても、俺たちにはアルビンさんの真偽は頭の痛い所ですから。聞いてきます。
[香草のリースに向けていたオズワルドの瞳を思い出す。
彼は、こうと心に決めたら迷わないだろう]
あなたが人間なら、嫌に物わかりの良い事を…せめてサシャたちの前では言わないでください。……オクタヴィアさんが人狼だったなら、俺はあなたのように緩やかな自殺に付き合うつもりはありませんから。
[たとえ昼日中のか弱い女性の首であろうと、躊躇わない。
暗い瞳を細めたが――最後の彼の言葉に、僅かにあどけない表情を返す。>>60]