[と言いかけた所で、クララとヴェルナーに起きたらしい災難が過る。いくら言い聞かされたとはいえ、二人だけで歩いているのを見たらまた騒ぎになりかねないだろう。だから、少し申し訳なさは残るものの遠慮はしないことにして]遠回りさせてしまって悪いがよろしく頼む、ヴェルナー。リアも、少しの間付き合ってくれるかい?[ヴェルナーと、彼に同行する仔猫へと微笑みかけた*]