[そんな風に警戒もせず話していたから
角の先で警備員ディークに
声を聞かれていたかもしれない。(>>49)
しかし眉を顰めたところで
悲鳴めいた警告が響き渡る(>>#1)
そして]
きゃあああああっ?!?!
[ぐにゃり、体にかかる妙な圧力。
激しい衝撃に体を傾けさせられ
壁にぶつかりながら目眩にへたりと
足元へと座り込んでしまった。
クラクラする頭を片手で抑えながら
ゆるり、首を横に振る]
……ん、んん……?
なん、だ、今の………?
[うぇ、と軽い嘔吐感を覚えて口元を抑え
青ざめた顔で辺りを見渡していた]*