>>64[耳元で囁かれた言葉に、声の低さに]ふ、わあ、ぁ…っ[背中に回された手と、やんわり抱き締められる感覚に]タクマ、さん[彼の存在すべてに胸を締め付けられ、ぞくぞくとした何かが身体を巡った。大胆という言葉にはそんなことないと反論したかったのだけれど、彼のお慕い申し上げております、という言葉を聞いて、もうどうでもよくなってしまう。女はちゃんと自分も返さねばと思って]わたし、も…好き、です。大好き、です。[と、きゅっと目を瞑って額を擦りつけた]