[ 幻影として見た、天使たちの姿>>1 『そんなに怖がることはない』と、彼は言うけれど>>63 自分をどう扱うつもりなのか 彼の思惑などわかるはずもないのだから 先に聞いた『調教施設』と言う言葉と あの光景に、不安ばかりが募っていく。 怖がる必要がないと云われれば云われるほど あべこべに恐怖が煽られていく。 涙の跡を生暖かい舌先でなぞられたなら>>64 肌が泡立つような嫌悪感を 軽く唇を噛みしめることでやり過ごし]