人狼物語−薔薇の下国

176 ねぼすけ狼とうさぎさんの黒い森


流民 ロー・シェン

―午後・窓辺―

[甘くて瑞々しい苺を舌先で転がしながら、
ねぼすけうさぎの頬の上に置いた苺の行く末を見守った。
強請るように開かれる唇に気づくと、頬の苺を摘んで
餌付けを行った。

思いの外楽しい餌付け行為は、
相手の覚醒と共に終了してしまったか。

睡眠を満たした後の欲求は食欲らしい。>>49
腹が減ったというリヒャへ『台所や貯蔵庫に色々あった』との
情報を伝え。
ずるずると毛布を引き摺り動き出すうさぎを見送ると

ぼんやりと窓の向こう、風に揺れる木々を眺め苺を食べ]

(66) 2014/04/14(Mon) 22:28:41

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby