人狼物語−薔薇の下国

540 黒狼幻燈 ―銀星平原裂魔行―


虹霓の精霊師 ジル

― 王都・広場 ―

[コロコロと口の中で飴玉が転がる。
その度に甘さが広がり、気は落ち着いていった]

一筋縄ではいかないというのは承知の上ですが……。

[口の中で、飴玉がカリッと音を鳴らす]

あまり気を抜けないのが私の仕事だというのもお忘れなく。
私は貴方様の近衛なのですから。

[貴方ご自分の立場をお忘れではありませんよね?とでも言いそうな笑みが浮かんでいたのも、緊張が取れた証拠。
王は憧れの存在ではあるが、それとこれとは別なのである*]

(66) 2020/09/17(Thu) 00:55:54

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