あー...
『キュイキュイ♪』
こら、喜ぶな、ヤクモ!
[ 止める言葉を探そうとするディークに反して、ガートルードに懐きまくっているヤクモは嬉しげに、すりすりと擦り寄っている ]
......わかった。一緒に行こう。
[ けれど結局、止めることはせずに、ディークは頷いた。どちらにしても異常事態の中、一緒に居る方が、いざという時護れるだけ安心かもしれないと、思い直したからだ、恐らくガートルードの方も、似たような心境なのだろうけれど ]
無茶はしないでくれよ?ルーディ。
[ それでも思わず小声で付け加えた言葉に、それどっかで聞いたよ?と言いたげに、ヤクモが『キュイ?』と首を傾げた** ]