人狼物語−薔薇の下国

355 グロリアス・マギカ・グラマーティオ-スブ・ロサII


バーテンダー メルヒオル

[しばらくして、控えめな足音が近づいてくる。
 振り返れば、責任者の男性がにこやかな笑みを浮かべていた。]

「やぁ、刈屋君。いつも助かる。今回もよろしく頼むよ。」

いえ、こちらこそお声掛けありがとうございます。
たまには違うお客様の前でシェイカーを振るのも、楽しいものですから。

[刈屋と呼ばれた人物は、慎ましやかな笑みを浮かべる。]

[普段は、とあるバーの雇われバーテンダーであるが、この船のバーテンダーが休暇の時は、代理をと刈屋に声が掛けられる。

 偶然?
 ……いや、必然だろうと、刈屋は薬指を飾るシャンパンゴールドに一瞬だけ視線を*落とした*。]

(66) 2015/07/08(Wed) 19:58:46

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