えっ……、そ、そんな。
[気にしなくていいという言葉>>63に、慌てたように両手を振った]
だ、だってあんな風にしっかり役目を果たして、みんなに信用されるなんて、誰にでも出来ることじゃないじゃないですか。
それに、お仕事のことだけじゃなくって……わたしみたいな、なんでもないような花精にも、よくしてくれていたから……。
[向けられたのは、苦さの滲んだ笑み。
どうしてそんな顔をしているのか、どうしてお礼を言われたのか、理解出来ないまま。
ただ、何故だか胸がいっぱいになって、声を詰まらせる]
だからわたし……お礼を言われるようなこと、全然してなくて……。
[何を訴えようとしているのか自分でもわからずに、言葉を途切れさせた*]